秋の九州大会は，選抜高校野球大会の重要な参考資料になります。
実際，九州では，ベスト４に残れば，かなり高い確率で選ばれます。
秋の九州大会では，基本的に各県２校ずつ参加できます。
ただし，出場校の多い福岡県は３校，そして，開催県は４校出場できます。
（福岡県開催の場合は，福岡県のみ４校）
各県２校の場合は出場校数が１６校で，２勝すればベスト４になります。
しかし，福岡県の１校と開催県の２校があるので，１回戦からの山が３箇所できます。
通常，組み合わせでは各県の１位と２位が初戦（２回戦）で当たります。
そして，福岡県の３位と開催県の３．４位が１回戦からの山になります。
１回戦から出場の３校の対戦相手として，各県の２位校が３校，１回戦からの出場になります。
試合が多くできるのはよいですが，ベスト４を狙うには，３試合しなければなりません。
また，３連戦になり，投手や選手の疲れも気になります。
つまり，１回戦からの登場は，ベスト４進出には，険しい道のりになっています。
開催県を除く７県の２位校が，３つの１回戦枠に入るのか，２回戦からになるのか，
３／７の確率が，これまでどうだったかを探ります。
| ２位校で１回戦から出場 | 福 岡 |
佐 賀 |
長 崎 |
熊 本 |
大 分 |
宮 崎 |
鹿 児 島 |
沖 縄 |
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| 年 | 回 | 開催県 | 福岡県と対戦 | 開催県と対戦 | |||||||||||
| ０７ | １２１回 | 鹿児島 | 沖縄（中部商）☆ | 宮崎（日向学院） | 大分（大分商）☆ | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ０６ | １１９回 | 福岡 | 沖縄（浦添商） | 熊本（九州学院）☆ | ○ | ○ | |||||||||
| ０５ | １１７回 | 沖縄 | 佐賀（鳥栖）☆ | 福岡（福岡大大濠） | 宮崎（宮崎日大）☆ | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ０４ | １１５回 | 長崎 | 佐賀（鳥栖商） | 宮崎（宮崎日大）☆☆ | 鹿児島（鹿児島工）☆ | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ０３ | １１３回 | 佐賀 | 熊本（八代東） | 福岡（東筑）☆☆ | 鹿児島（伊集院） | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ０２ | １１１回 | 熊本 | 鹿児島（鹿児島商） | 佐賀（佐賀学園） | 福岡（直方） | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ０１ | １０９回 | 宮崎 | 佐賀（佐賀工） | 大分（大分舞鶴） | 沖縄（辺土名）☆ | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ００ | １０７回 | 大分 | 宮崎（宮崎日大） | 佐賀（鳥栖）☆☆☆ | 福岡（九共大八幡西） | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ９９ | １０５回 | 鹿児島 | 長崎（波佐見）☆☆ | 福岡（戸畑）☆☆ | 大分（柳ヶ浦）☆ | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ９８ | １０３回 | 福岡北 | 長崎（瓊浦）☆ | 沖縄（沖縄水産） | ○ | ○ | |||||||||
| ９７ | １０１回 | 沖縄 | 長崎（波佐見） | 宮崎（都城） | ○ | ○ | |||||||||
| ９６ | ９９回 | 福岡南 | 鹿児島（樟南）☆ | ○ | |||||||||||
| ９５ | ９７回 | 長崎 | 鹿児島（樟南） | ○ | |||||||||||
| ９４ | ９５回 | 佐賀 | 鹿児島（鹿児島玉龍） | ○ | |||||||||||
| ９３ | ９３回 | 沖縄 | 宮崎（日章学園） | ○ | |||||||||||
| ９２ | ９１回 | 宮崎 | 熊本（東海大二）☆☆ | ○ | |||||||||||
| ９１ | ８９回 | 大分 | 鹿児島（鹿児島実）☆ | ○ | |||||||||||
| ９０ | ８７回 | 鹿児島 | 宮崎（日南学園）☆☆ | ○ | |||||||||||
| ８９ | ８５回 | 福岡北 | 長崎（島原中央） | ○ | |||||||||||
| ８８ | ８３回 | 熊本 | 大分（佐伯鶴城）☆ | ○ | |||||||||||
| ８７ | ８１回 | 福岡南 | 熊本（熊本工大高） | ○ | |||||||||||
| ８６ | ７９回 | 長崎 | 佐賀（佐賀西） | ○ | |||||||||||
※ ７９回大会より，各県２校の出場になるので，その大会から記録をひろいあげる。
※ １０１回から開催県が＋２校になる（それまでは＋１校）
※ 福岡枠は１０５回から
※ ☆はその大会での勝ち数。
※ 太字は，選抜高校野球大会出場。